計算を簡略化するには、足場土木工事量のうち、建築面積を総合足場土木工事量とする地域もあります。総合足場は、架設方法に関わらず、石積み、打設、吊り上げ、左官工事などに必要な足場材料の販売数量を組み合わせたものであり、木・竹・鋼管足場等を組み合わせた工事となりますが、ホール基礎全体に打設する等の足場工事は含まれておりません。総合的な足場は、通常、平屋の建物または多階建ての建物のさまざまなコーニスの高さに基づいて計算されます。高層建築物の場合は高層建築物加算料金を増額しなければなりません。
1. 建物の外壁足場:屋外床のコーニス(または欄干表面)上の石積みの高さが 15 メートルを超えるように設計されている場合、または石積みの高さが 15 メートル未満であるが、外壁のドア、窓、装飾エリア外壁表面積を60%超える場合は2列足場として計算します。
2.建築物内壁足場:屋内床から屋根下面までの設計上の組積高さ(又は破風高さの1/2)が3.6m未満(3.6mを含む)の場合に算定します。屋内足場として。石積み高さが3.6mを超える場合は足場1列として計算します。
3. 石垣については、高さが1.0mを超える場合は外部足場として計算します。
4. 内外壁足場を計算する場合、ドア、窓開口部、空円開口部等が占有する面積は差し引かれません。
5. 同じ建物の高さが異なる場合は、高さに応じて個別に計算する必要があります。
単列足場(高さ15m) = (26+12×2+8)×15=870m2 2列足場(高さ24m) = (18×2+32)×24=1632m2
2列足場(高さ27m)=32×27=864m2 2列足場(高さ36m)=(26-8)×36=648m2 2列足場(高さ51m)=(18+24×2+4) × 51=3570m2 6) 現場打ち鉄筋コンクリート造の柱・梁は 2 列足場として計算します。
6. フェンス用足場:屋外の自然床からフェンスの上部までの石積みの高さが 3.6 メートル未満の場合は、内側と外側として計算されます。石積みの高さが 3.6 メートルを超える場合、足場は 1 列として計算されます。
7. 屋内の天井装飾面が設計された屋内床から 3.6 メートル以上離れている場合は、ホール全体の足場を計算する必要があります。ホール全体の足場を数えてみると、壁の装飾プロジェクトには足場が必要ありません。
8. 鉄筋コンクリート製煙突及びスライド型枠によるサイロには足場は含まれません。
9. 石積みサイロは、2 列の外部足場として計算されます。
10. 水(油)貯留プール及び大型機器基礎は、床面からの高さが1.2mを超える場合は2列足場として計算します。
11 全面鉄筋コンクリート基礎については、幅員が 3 メートルを超える場合は、床面積により足場を計算する。
投稿日時: 2023 年 11 月 16 日